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【Q-028】個人小切手を紛失した場合、第三者に換金されることはありませんか?
小切手には、「持参人払い小切手 Bearer Check」と「線引小切手Crossed Check(クロスドチェック)」があります。 「持参人払い小切手」は、小切手を持参した人に対していつでも支払いをしてよいという小切手で、これが小切手の原則です。振出人の名前の記入欄の後に「or Bearer(または持参人)」と明記されているものもあります。 「持参人払い小切手」は便利ですが、落としたり盗まれたりしたときには第三者に換金されるおそれがあります。 これに対し「線引小切手」は小切手の表面に2本の平行線が引かれた小切手で、受取人本人名義の口座への入金しかできません(現金化はできません)。小切手の中には、2本線の中に「Account Payee Only」と明記してあるものもあります。 通常、金融機関で発行される小切手は「持参人払い小切手」です。そこで小切手を郵送する際には、自分で表面右上に2本線を引き、線引小切手に変えておくことをお勧めします(【Q-027】のサンプル参照)。これで、自分の口座以外には入金できなくなるので安心です。 なお、小切手の日付は非常に重要です。小切手の有効期限は通常6カ月で、その間に換金しないとただの紙切れになってしまうので注意してください。 <最終更新:2012/07/01>
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