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【Q-057】プライベートバンクに資産運用を任せればすべてうまくいくというのは本当ですか?
プライベートバンクは、相続や事業継承など特殊なニーズを持つ少数の富裕層のための金融機関で、一般の個人投資家にとっては無用の長物です。経済のグローバル化と情報通信技術の急速な進歩で、いまではオンライン証券会社を使ってプライベートバンク以上の資産運用の選択肢を持つことが可能になりました。そうであれば、わざわざ好きこのんで高い手数料を払う必要はありません。 プライベートバンクの一任勘定は、基本的には世界の大型株と主要国の国債を組み合わせたバランス型ファンドです。オーソドックスな資産運用法ですが、ETFを駆使すれば個人でも国際資産三分法、国際資産四分法のポートフォリオが簡単につくれます。 あなたの資産についていちばん真剣に考えているのは金融機関の担当者ではなく、あなた自身です。資産運用を他人に任せようとした時点で、もっとも大切な「自由」を放棄しているのではないでしょうか。 <最終更新:2012/08/01>
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