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【Q-008】株式取引の5つの注文タイプとは?
株式取引の注文のタイプには、主に次のようなものがあります。 (1) Market Order:成行注文 自分で売買価格を指定しないもっともシンプルな注文方法。市場が開いていれば、Ask(売り気配値)やBid(買い気配値)の値段で売買が約定される。 (2) Limit Order:指値注文 自分で売買価格を指定する注文方法。買いの場合はAsk(相手の売値)よりも安く、売りの場合はBid(相手の買値)よりも高い価格を指定する(時間外取引ではLimit Orderしか認められない)。 (3) Stop(Market)Order:ストップ(マーケット)注文 成行注文のストップオーダー。ストップ価格にヒットすれば必ず執行されるが、約定価格は不確定。 (4) Stop Limit Order:ストップ・リミット注文 指値注文のストップオーダー。約定価格は確定するが、ストップ価格にヒットしても執行されないことがある。 (5) Trailing Stop Order:トレイリング・ストップ注文 ストップオーダーの一種。損切りもしくは利益確定する株価(ストップ価格)を指定するのではなく、現在の株価からの差で指定する方法。株価によってストップ価格は自動的に変動する。その差を金額($)で指定する「Trailing Stop $」と、パーセンテージ(%)で指定する「Trailing Stop %」がある。 【例】 株価30ドルのとき、2ドルでトレイリング・ストップ注文を出すとストップ価格は28ドルになり、株価が31ドルになると29ドルに自動的に上昇する。ただし、一度上がったストップ価格は下がらないので、この株が35ドルまで上がったあとふたたび下落したとすると、トレイリング・ストップ価格の33ドル(35ドル-2ドル)で売り注文が出されて利益が確定する。 Trailing Stop %の場合は、同様の注文を下落率(上昇率)で指定する。 <最終更新:2009/02/01>
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