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【Q-022】ファンド会社から直接購入するよりも、オンライン証券会社のほうが販売手数料が安いのはなぜですか?
オフショアファンドの場合、ファンド会社は販売手数料の上限を決めて、金融機関やFA(フィナンシャルアドバイザー)に販売を委託しています。このときにファンド会社が直販で手数料を割り引いてしまうと、販売を代行している金融機関から苦情が出るので、ファンド会社は直販の顧客からも販売手数料の上限を徴収することになります。 これに対してオンライン証券会社は、窓口でファンドのリスクや内容を説明するわけではなく、ファンド会社からは毎年の信託報酬の一部がキックバックされるため、販売手数料を割り引いても顧客を増やそうという誘引が働きます。このようにして、オフショアファンドを購入する際には、直販よりもオンライン証券会社を利用したほうがコストが安いという逆転現象が生じるのです。 こうした矛盾を避けるため、販売手数料なしの直販オフショアファンド No-load Fund(ノーロードファンド)も登場しました。 <最終更新:2012/07/01>
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