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【Q-044】海外の金融機関のカードは、日本で使えますか?
海外の金融機関で発行されるカードの多くは、プラス PLUS(VISA)やシーラス Cirrus(MasterCard)のグローバルネットワークに加入しており、世界中どこでも利用できます(カードの裏面に「PLUS」「Cirrus」のマークがあればグローバル対応です)。 日本の金融機関は独自のシステムに固執しているので、ほとんどの銀行ATMでは海外のカードは使えません。ただし、ゆうちょ銀行、セブン銀行(セブン-イレブン、野村證券に設置)、シティバンク銀行のATMはPLUS、Cirrusのネットワークに対応しています。大手都市銀行のATMでは海外カードが使えないのに、どんな田舎の郵便局のATMからも海外口座の資金を引き出せるのは不思議な気がしますが、これは沖縄海洋博の際に、「日本は先進国だと自称しているがカードで現金を下ろすこともできない」との外国人旅行者の批判を受けて、旧郵政省がすべてのATMをグローバル化したためです(それ以外にも、英語表記のディスプレイ表示があるクレジットカード用ATMは海外カードが使えます)。 当然のことですが、ATMからは現地通貨しか引き出せません。米ドルカードであっても、ユーロカードであっても、日本のATMで利用した場合は円の、香港で使用すれば香港ドルの現金が出てきます。その際、各金融機関やカード会社が設定する利用手数料や為替手数料が発生します。またATM側でも利用料が発生する場合があります。 カードの利用条件、利用限度額などは各カードによって異なるので、個別に確認してください。 <最終更新:2012/07/01>
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