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【Q-037】銀行の為替手数料を安くする方法はありますか？
銀行の為替手数料は1ドル＝1円が基準ですが、証券会社などでは1ドル＝50銭で両替できるところがあります。ただし、証券会社からは直接海外送金ができません。
この問題をクリアしたのが、野村證券（US MMF）⇒シティバンク銀行⇒海外送金のルートです。
野村證券では、1ドル＝50銭の為替手数料でUS MMFを購入し、国内銀行の米ドル口座に無料で送金できます。シティバンク銀行の米ドル口座を野村證券からの送金先に指定しておくことで、多少手間はかかりますが、1ドル＝50銭でシティバンク銀行で両替するのと同じことになるのです（野村證券からシティバンク銀行への送金指示は電話でできます）。
US MMFは1ドルから購入でき、外貨預金よりも利回りが高く、さらには為替差益に課税されないというメリットがあるので、円高のときに購入しておいて、為替相場を見ながら円に戻すか、海外に送金するかを決めればいいでしょう。
ソニー銀行はドル外貨預金の為替手数料を1ドル＝10～25銭に、住信SBIネット銀行は1ドル＝5銭に設定していますが、残念なことに海外送金ができません。それ以外でもキャンペーンなどで為替手数料を割り引く金融機関がありますが、海外送金に対応しているかどうかを事前に確認しておくことをお勧めします。 ＜最終更新：2012/08/01＞
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