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【Q-036】ミューチュアルファンドとオフショアファンドではどちらが有利ですか?
両者を比較すると、販売手数料や信託報酬などの投資コストはミューチュアルファンドのほうが有利になっています。これはアメリカ国内のファンド販売の競争が激しいのと、オフショアファンドには税金がかからないのでその分コストが高くても投資家にメリットがあると考えられているからです(日本に居住する日本人は国内で申告納税が必要)。 オフショアファンドには会社型と契約型の2種類がありますが、税制面では契約型のファンドに優位性があります。日本の税制では海外の会社型投信は株式と同じ扱いになり、年間の売却益の20%を申告分離課税で納税することになりますが、契約型投信は債券と同じく売却益が非課税とされる場合があるからです。それを考えれば、多少コストが高くても契約型投信のほうが有利といえるでしょう。 海外の契約型投信の課税に関しては税務当局の判断は出ておらず、専門家の間でも諸説が分かれています。詳しくは「海外投資の税金」【Q-008】を参照してください。 <最終更新:2012/08/01>
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