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【Q-012】世界の代表的なオフショア金融センターはどこですか?
世界には以下のようなオフショア(タックスヘイヴン)地域があります。 (1) ヨーロッパ スイスはもっとも長い歴史をもち、巨額の資金を動かしているオフショア金融センター。チャネル諸島(ジャージー島、ガーンジー島)などイギリスの自治領や、ルクセンブルク、モナコ、リヒテンシュタインなどの小国もタックスヘイヴン政策を採用している。 (2) 香港・シンガポール 華僑マネーの運用を担う。近年は中国への投資拠点としても注目されている。 (3) カリブの島々 ケイマン、BVI(ブリティッシュ・ヴァージン・アイランズ)など旧イギリス領が中心。アメリカ市場との時差がないことを利用して拡大した。 (4) ドバイ・オマーン オイルマネーの運用を担う。 (5) 南太平洋の島々 バヌアツ、サモア、トンガなど、オーストラリア・ニュージーランドの金融市場を背景とした小規模なタックスヘイヴン。 私たち日本人がオフショアの金融機関を利用する場合は、信用力の高いヨーロッパか、地理的に近い香港・シンガポールを選ぶのがふつうです。 <最終更新:2009/02/01>
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